テロリストの活動が横行するシリア王国。王室は守護隊として「Z」団を結成した。最年少でそのリーダーに選ばれたユウは組織を纏める人望厚い統帥に執着され次第に追い詰められていく。

次期神帝だった、ユーファが選んだ道は、星守りになること。だけど、守りたい。信じたいと願ったその心が枯れ果てたとき、彼女に残ったのは ―― 。

16歳の誕生日を迎えた日から夢の中で「助けて」という声を詩亜は聞き続けていた。ある日、学校にひとりの少年が姿を見せ、一緒に来て欲しいと手を差し伸べられる。その手を取った瞬間 ―― 。
「月」「陽」「闇」三つの国を巡る世界で巻き込まれていく詩亜の運命は ―― 。

Novel1&2−現代恋愛ぽいものも混ざり中

願いはたったひとつ。共にいること ―― 。だが、人の欲はそんな些細な願いさえも戦争という悲しい出来事で引き裂いていく……。

精霊使いを束ねる「新城家」の養女、香穂と付き人の秋。 二人の心は強く結ばれているが、「魔」と戦うたびにすれ違いが……。

神の娘として作られたセラは天界を捨て、人間の世界に転生する。幼馴染の聖と先輩の怜。ひとりの天使が現れたとき、記憶が蘇り ――― 。神と天使と人間と「存在」する意義をかけて。

首都、ハイデンホルムに暮らす侯爵の孫娘、ユリーナと幼馴染のマックス。二人を取り巻くトラブルを強い絆で乗り越えようとするが……。

「あなたがいるこの世界が愛しい」 ―――。記憶のない少女、フィアはある日。唯一持っていた指輪と同じ形の指輪を見つける。そこで一人の青年に出会って……。

大陸の西の端にあり、誰をも拒む『聖なる森』と呼ばれる場所。どの国からの支配も受けないその森の奥には一人の少女と青年が仲良く暮らしていた。

世界最大の豪華客船“セルズニック号”。その船の上で上流階級の子息、クリス＝レイズは歌手を目指すセリカ＝ラオリーンという女性と出逢う。二人は一瞬で恋に落ちるが……。

ススキ野原で、月を見上げる少年。いきなり見知らぬ少女に話しかけられ、自分の記憶がないことに気づかされる。女の子はその原因が、ススキにあるというが……。